ローディング

STORY*

ー普通の女の子が進むトップアイドルへの船旅ー

あらすじ

公式ライバー事務所SHIP!!に所属する
青木里菜を中心とした6人の女の子たちが掲げるユメ。

それは、みんなの”ココロのマスト"であるような“トップアイドル”になること!
“ーー届かない想いなんてないーー”

タカラモノを目指し、この胸の高鳴りと共に迷わずに進んでいこう!
ここから彼女たちの「終わらない船旅」SHIP!!アイドルプロジェクトが始まった!

第九話「comming soon」

第八話「デビューライブへ!」

“ーーそれこそ探し求めてた、タカラモノなんだからーー”

デビューライブ最後の曲を歌う瞬間、彼女たちは涙を堪えきれずにいた。
夢、願い、挫折、努力
色々な想いを抱えながらも全てを乗り越えた彼女たちを待っていたのは素晴らしい景色[タカラモノ]だった。

会場のパームス秋葉原には100名を超える人が訪れた。
「MORE*」その白紙の地図に1つの軌跡が記された瞬間だった。

“ーー届かない想いなんてないーー”

そう信じ、アイドル業界という大海原をMORE*は1つずつ進んでいく。

第七話「メンバー脱退の危機」

デビューライブに向けてレッスンを重ねるメンバーたち。
しかしメンバーの中に大きな歪みが生まれていた。

“ーーあずさちゃんがレッスンについて来れていないーー”

6名の中で唯一ダンス未経験者の櫻田あずさがダンスレッスンについて来れていなかったのだ。
休憩時間中も体育座りをして下を向いている櫻田あずさ。
メンバーも声をかけるが「うん」の一言しか返ってこない。

「あずさちゃんは本当にデビューをしたいのだろうか」
「私なんかがステージに立つと足を引っ張ってしまう」

そんなすれ違いが起きていたのだ。

しかし、もうデビューまで4日しかない。
このままじゃ本当に櫻田あずさはデビューできないかもしれない。

その夜、櫻田あずさ、青木里菜、スタッフの緊急会議が開かれた。

「皆はこんな私と一緒にデビューしたくないと思ってるはずです。」

“ーーそんなことないーー”

青木里菜が珍しく大きな声を出した。

私たちは全員あずさちゃんとデビューしたいと思っている。
MORE*は6名でMORE*なの!誰も欠けてはいけない。
だから、私たちを信じて!頼って!
もう一度聞かせてほしい。あずさちゃんはデビューしたい?

“ーーデビューしたいですーー”

次の日のレッスン
朝7:00に櫻田あずさの姿があった。自主練をしていたのだ。
そして全員が集まりレッスンが始まろうとしたときだった。

“ーー皆に伝えたいことがありますーー”

櫻田あずさが皆を呼び止めた。
「今まで迷惑をかけてごめんなさい。
これからは1秒も無駄にしません。前を向いて絶対に皆とデビューできるように練習を頑張ります。
だから少しだけ皆の力を貸して下さい。
私は....皆とデビューがしたいです。」

MORE*はまた一つ夢に向かって大きく進み出した。

第六話「新メンバー登場!?」

“ーー留学が正式に決定しましたーー”

オーディション前から橘りりかが皆に相談していた留学が決定したのだ!

デビューライブは4名での出演になる。
皆がそう想ったときだった。

“ーー新メンバーを1名追加で合格としますーー”

偶然、いや必然だった。
SHIP!!アイドルオーディションが終了した6月30日
その翌日にライバーとして「岸本奈桜」が公式ライバー事務所SHIP!!に所属したのだった。

その配信の姿をみた青木里菜は即決だった。
今のメンバーに足りないものをこの子なら埋められる。

“ーー私でいいんでしょうかーー”

不安げな表情をした岸本奈桜に青木里菜は伝えた。

“ーー奈桜ちゃんが必要なのーー”

こうして岸本奈桜を迎えたMORE*の
まだ誰も知らない憧憬を目指した冒険が始まった。

第五話「オーディション開始!」

順調にオーディションを進めていく、影山美咲/櫻田あずさ/橘りりかの3名
しかし黒季めるの様子がおかしかった。

“ーー配信が怖いーー”

1年半前、同じく配信オーディションがきっかけで勝ち取ったアイドルデビューの権利。
しかしその権利は無情にも手からこぼれ落ちていった。

黒季めるは配信をするたびにそのトラウマに悩まされた。
このアイドルプロジェクトも結局ダメになるんじゃないか。
また苦しい思いをするのは怖い。
どうせ苦しむならいっそアイドルという夢を諦めてしまおうか。
そんなとき

“ーー私は黒季と一緒にアイドルがしたいんだよーー”

影山美咲だった。
1年半以上一緒に過ごした2人
[アイドルになる]という夢が、
いつしか
[”2人で”アイドルになる]という夢に変わっていたのだ。

影山となら頑張れる。
過去を乗り越えた2人はデビューを目指して進んでいった。

結果は、、、合格!!

こうして青木里菜/影山美咲/黒季める/櫻田あずさ/橘りりかの5名での活動が開始するはずだった!?

第四話「櫻田&橘登場!」

“SHIP!!アイドルプロジェクト始動します!”。

届いたメールを櫻田あずさと橘りりかはじっと眺めていた。

“ーーアイドルになれるかもしれないーー”

ずっと憧れていて、でも眺めているだけだったアイドルという存在。
自分がアイドルをするという大きな不安を抱えて悩んでいた。

でも

「あずさ/りりかならきっと大丈夫だよ!応援するよ!」

リスナーさんからのそんな一言を受け止めて決意をする。

“ーー私、アイドルになるーーー”

ココロが示した方に舵を切ってみよう。
2人にとってはじめてのアイドルオーディションへの参加を決意した。

第三話「影山&黒季登場!」

影山美咲と黒季めるはデビューを目指して日々レッスンに励んでいた。
しかしコロナウイルスの影響で1年半以上デビューが決まらず、
時間だけが刻一刻とすぎていたのだ。

そして、、
ついにはデビューしないまま所属するグループの解散が決まった。

“ーーもうアイドルになるのは無理かもしれないーー”

そんな話をしている2人に1通のLINEが届いた。
“SHIP!!アイドルオーディション開催決定!”

“ーーこれがラストチャンスだーー”

叶わない想いなんてない。
2人は最後のチャンスを掴むためにオーディションの参加を決意した。

第二話「SHIP!!アイドルプロジェクト始動!」

DMの送り主は公式ライバー事務所SHIP!!(以下,SHIP!!)からだった。

「熱心に連絡をくれ、向き合ってくれているSHIP!!さんとならいいアイドルがつくれるかもしれない!」

そこで、青木はSHIP!!に想いを伝えた。

「私、みんなのためにアイドルをプロデュースしたいです!」

“SHIP!!アイドルプロジェクト”が始動した瞬間だった。

しかし、メンバーもいない、アイドルプロデュース経験者もいない
そんな状態の中で始まったオーディション。
対象は公式ライバー事務所SHIP!!に所属する1,000名を超えるライバーたち。

果たしてうまくいくのだろうか。
どんなメンバーが集まるのだろうか。
不安な気持ちを抱えながらSHIP!!アイドルプロジェクトのオーディション公募がはじまる。

第一話「アイドルをプロデュースしたい」

“ーー9年間のアイドル人生ーー”

青木里菜は青春を捧げたアイドル人生に終止符を打ったはずだった

「9年間ずっと応援してくれた人たちともう会えなくなるのだろうか」

そう想ったとき彼女に新しい1つの夢ができた。

“ーーアイドルをプロデュースしたいーー”

応援してくれた人たちが、これからもずっと誰かを応援し続けられる場所をつくりたい!

しかし、たくさんの有名事務所に声をかけても相手をしてもらえず夢を諦めかけていた。
そんなとき、1通のDMが届く。

「お久しぶりです!!新しい配信アプリでライバー始めませんか?」

この1通のDMが彼女の運命を大きく変えることになった。